神戸志民党 | 政策・党綱領(結党主旨・政党理念)

党綱領

私たちの基本的な考え方や方針、行動規範を表すための初期設定です。
今後さらに市民のみなさんと議論を重ね、未来を論じ、ヴァージョンアップをしていきたいと考えています。なぜなら私たち神戸志民党は、勇気を持った建設的な修正主義だからです。

結党趣旨

【1】健全な二元代表制の実現

二元代表制で運営される地方議会は首長(市長や県知事)と議会議員をともに住民が選挙で選ぶ制度になっています。住民から選ばれた首長と議会議員が議会でお互いに議論し、予算・条例を建設的に作り上げていくのが本来の目的です。

しかし、神戸市会において、市長から出される条例案の全てと言ってもいい数が議決され、逆に議会側から提出される条例はほとんどありません。予定調和のように進む本会議場で建設的な議論が本当になされているのでしょうか?

住民から選挙で選ばれる議員が政策立案能力や審査能力、ディベート力を持ち、首長から出される条例案を審議し、建設的により良い条例が作れる能力を持った地域政党が地方分権が進む中で今こそ必要なのです。

【2】神戸を本拠地とする政党の必要性

現在の中央政党はすべて東京発です。地方にかかわる政策を立案、決定し、地方支部がその下請けを行います。結果、中央政党と地方支部においての政策のねじれや党利党略に振り回されるという問題が発生します。

この上意下達型の組織では、地域の実態を踏まえた政策の実現は困難です。中央集権型政党政治から脱却を図り、地方独自の視点と見解を示すことが地域政党の役割であり、その為には政党の垣根を越えて(中央政党の党籍を問わず)地域ありきで独自政策を掲げる地域政党の存在が必要なのです。

私たちは地域に根差し、「神戸の事は神戸で決める事が出来る」政党なのです。

【3】市民が主役の街づくり

2013年の神戸市長選で樫野孝人は15万6214票を皆様から頂きました。樫野を含め落選した4候補者の得票数合計は28万2847票です。これだけ不支持票があるという事実は、つまり「神戸市民は現体制の延長線を望まない」と理解すべきではないでしょうか。

選挙で支援を頂いた団体・個人の意見だけを吸い上げ反映していくのではなく、28万2847票の方々を含めた154万人の神戸市民の意見を出来るだけ、市政に活かし、より良い神戸を作り上げていかなければなりません。

その為にも「市民が主役の街づくり」を推進する新しい政党が必要なのです。

【4】本物の政治家の輩出

住民から選挙で選ばれる議員は政策立案能力や審査能力、ディベート力を最低限持ってないといけません。もちろん地域住民と交流し、地域課題を的確に判断できる能力も必要です。

当局とのもたれ合いや風を見た動き方ではなく、正しいことは正しいと自分の考えで判断し行動できる政治家、選挙のために活動するのではなく、街のために汗をかく政治家を輩出していきたいと思います。

その分、時間がかかるかもしれません。いや、時間をかけないといけないのだと思います。数合わせに終始せず、理念とビジョン、存在意義を常に共有しながら共に進む同志を見つけ、育て、協働していきます。

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政党理念(大事にする価値観)

【1】市民が主役の街づくり

【2】市民満足度No.1の実現

【3】チーム主義(One for all all for one)

神戸が未来に受け継ぐべきもの

【1】「山があって、海があって」という自然と景観

【2】港町ならではの進取の気風

【3】誰もが羨む神戸ブランド

【4】「あの時を忘れない」震災の教訓と絆

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目指すべき都市像

<基本方針>
「神戸に生まれ、育ち、住み、ほんまによかったなあと実感する国際文化都市」 これが我々の目指す神戸市の姿です。

我々の基本的な考え方は、神戸の住民福祉を他都市と同じレベルかそれ以上にし、市民満足度を向上し、神戸に住む人を増やしていきたいと考えています。

そのために、神戸市の財政を健全化させ、無駄な予算消費の見直しを行い、予算配分の優先順位を変えて、生み出された予算を、暮らしに直結する子育て、教育、医療、介護、福祉分野の予算に振り向けます

また、出を制すだけでなく、入りを図るために、神戸の産業を発展させる必要があります。重厚長大産業のインフラ関連事業のアジア進出や環境・エネルギー事業の支援に加え、神戸が誇る生活文化産業と観光、デザイン都市構想を連携させ、人を集め、暮らしと文化における日本一の街を目指します。加えて、人口が増えていくアジア各国で「神戸ブランド」の浸透普及を進めていきます。

市民一丸となって、一緒に神戸の新しい歴史をつくる第三の開港を成し遂げましょう。

1 神戸成長戦略で世界に羽ばたく街

神戸港が国際コンテナ戦略港湾の一翼を担い、医療産業都市も完成させます。さらに神戸が誇る生活文化産業を軸に周辺都市との地域間連携を進めます。

神戸の東側に芦屋+西宮+尼崎で100万人、神戸の西側に明石+加古川+姫路で110万人、神戸の北側に三木+三田+小野で25万人、淡路3市に15万人と神戸の人口154万人を加えて約400万人(兵庫県の約75%)市場を形成し、神戸がハブとなって交流人口を増大させます。環神戸経済圏として、周辺都市も一緒に発展してゆく都市リーダーシップを発揮していきます。

2 文化・流行・新しい生活スタイルを発信し続ける街

神戸には、日本発祥となった文化がたくさんあり、日本全国や世界に向けて誇る文化や豊かなライフスタイルがあります。これら神戸の魅力を発信し、日本中、アジア中に神戸のファンを創り、訪れる人を増やし、また神戸の企業が進出する後押しをしていきます。

さらに若い人たちが新しいことにチャレンジできる環境を創り、神戸発の情報発信や文化をどんどん産み出し、グローバルに活躍できる国際文化都市を目指します。

3 シニア世代が輝き、医療・福祉が充実している街

高齢化社会なんて言葉は神戸には似合いません。神戸ブランドを創ってきた元気で粋なシニアの方がたくさんいらっしゃいます。その知恵や経験を地域のために活かしてもらう街づくりを推進したいと思います。

そのためにも、医療や福祉がどこよりも充実し、誰もが安心して住める街を実現していくのが我々の使命です。

4 子育て日本一の街

少子高齢化・核家族化の社会において、子どもたちを地域全体で育てることが求められています。素晴らしい自然環境と都市生活をベースに、みんなで子どもを見守り、育む街でありたいと思います。

どこよりも安心して、低コストで充実した子育て環境を享受できる子育て日本一の街になり、神戸に住みたい家族を増やしていきます。

5 一人ひとりの個性を大切にし、子どもたちの創造力を育む街

神戸の子どもたち・若者がこれからの成熟社会で生きていく力を身に着け、社会に貢献できるように、そして進取の気風を持ち、世界で活躍する人材に育つように、教育に力を注ぎます。

高度成長期に必要とされた高処理能力だけではなく、答えの無い時代に答えをみつけていく創造力、多くの人々とつながっていく協調性、コミュニケーション力などの社会参画型教育を充実させます。

どの都市よりも教育環境を充実し、子どもたちの個性を大切にする教育改革に着手します。

6 誰もが安心して暮らせ、いのちを大切にする街

子どもから高齢者まで、安心安全で、地域とのつながりがあり、多くの人と交流でき、社会的に弱い立場の方々を支援し、共に助け合う地域社会をつくります。

人とすべての生き物、自然がお互いを大切にしあえる、そんな優しい街づくりを目指します。

7 安全な食とエネルギーの街

神戸はさいわいにして、地元の食材にめぐまれており、豊かな食文化が根付いています。また大きな発電能力をもつ火力発電所があるほか、豊かな陽光と海があり自然エネルギーを享受する環境に恵まれています。

食もエネルギーも安全に地産地消できる、そんな街を目指します。